ストックイラストに求められているもの
ピクスタ株式会社より「AI生成コンテンツのアップロード受入れ、および販売を停止する」という内容のメールが届いたのは2026年4月14日でしたが、お知らせを見た瞬間、本物か疑うほど驚きました。
ストックイラスト日本国内最大手のPIXTAが、写真・イラスト・映像全てにおいて生成AIによる素材の販売を停止したのです。
しかも、これから登録される分だけではなく既に登録済みの素材も一様に停止とのこと。新たに登録ガイドラインが設けられ、AIの使用には一定のルールが課せられました。
大まかな理由は、AI生成コンテンツに対する購入者側のニーズとAI生成コンテンツとのマッチングが困難な状況が継続し、市場動向及び費用対効果等を総合的に考慮した結果…というようなことでした。
AI素材を販売するクリエイター側からの反発も予想される中、この決断ということは、よほど企業的に支障があったのでしょう。
たしかに最近、AI素材で溢れているなとは感じていましたが、質の良い素材もあったので今回の発表にはただびっくりです。
私も自作の人物イラストにAIで背景を足したものを制作したり、練習している段階でしたので、うまく行けば既存のイラストを再利用して新素材として販売出来るかな…?などと計画していた矢先でした。
私は手描きの水彩画を主力にしていますので、総数が減った事により少しは自分の素材を見つけてもらい易くなったという利点もある訳ですが…。改めてストックイラストに求められているものは何だろう?と考えます。
PIXTAからのメールには、「現状、生成AIによらない、クリエイター会員の皆様が自ら撮影・制作したコンテンツが従前以上に購入者様に求められていると考えられる」とありました。
少しの言葉(プロンプト)で指示をするだけで、誰もが瞬時に画像生成できる昨今、まだまだ人間の創作物の独自性や作家性、あたたかみのようなものがニーズとしてあるのだとしたら、嬉しいことです。
ただ、今回のように販売ルールは企業の一声で変わってしまうんだなということも実感しました。定額制が導入された時には1枚あたりの報酬が下がり、少し落胆したこともまだ記憶に新しいですし…。
ブログでもグーグルの検索アルゴリズムのアップデートでアクセス数が変わるそうなので、何事も波乗りのように臨機応変にやっていくしかなさそうです。
ストックイラストも日進月歩の世界で、変化について行くのが大変ですが、私は手描きのイラストで自分なりの表現を続けてみたいと思います。
Adobe Stock等、AI禁止ではない販売サイトもあるので、そちらの動きも観察しつつ、AI併用での制作も少しずつ試していきたいです。


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