カタヨリ読書– category –
偏った書籍などの紹介
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「うつヌケ」 心の深淵をのぞく時、回復が始まる
うつヌケ 田中圭一 『うつヌケ』は、著者の田中圭一先生がご自身のうつ病を乗り越えた後、16名の方にインタビューを行い、うつ病体験と寛解するためのポイントを集積し、そこから得られた知見を分かりやすく伝えてくれる漫画です。 各人がどんな状況で発... -
「心が雨漏りする日には」 ちくわが宙を舞う、思い出のらもさん
心が雨漏りする日には 中島らも うつ回復期に読む書籍としておすすめするには、劇薬過ぎるかもしれない…。けど、あえて紹介したい本書は、小説家・劇作家・エッセイスト・ミュージシャン・コピーライター・俳優など、多彩な顔を持つ中島らも先生が、主に... -
「マンガで分かる心療内科」 メガネが割れた数だけ、理解が深まる
マンガで分かる心療内科 ゆうきゆう 『マンガで分かる心療内科』シリーズは、ゆうメンタルクリニックの理事長ゆうきゆう先生原作のコミックスで、作画はソウ先生が担当されています。とにかく大量のギャグが息つく間もないほど盛り込まれているのが特徴で... -
「斎藤一人とみっちゃん先生が行く」 優しさで勝つウサギの成功法則
斎藤一人とみっちゃん先生が行く みっちゃん先生 斎藤一人さんは大変有名な方なので、ファンの方も多いかもしれません。一読者である私が紹介するまでもなくものすごい方ですが、1993年以来、全国高額納税者番付で12年間連続6位以内にランクインし、1997... -
「結晶物語」 生命と水は同じ心を持っている?
結晶物語 江本勝 本書との出会いは、学生時代に遡ります。デザイン科の講義の中でK先生が紹介されたのですが、よほど印象的だったのか、当時のことをよく覚えています。K先生は研究内容もご本人も大変個性的な方でしたが、授業の中で最も面白かったのは、... -
「自分の「うつ」を治した精神科医の方法」 薬だけでは治らない。
自分の「うつ」を治した精神科医の方法 宮島賢也 本書は、精神科医の宮島先生がご自身のうつ病体験を元に、その原因や治し方を医師と患者両方の視点からわかりやすく解説されており、大変興味深い内容になっています。イラスト図解版は、大きな見出しとイ... -
「ツレがうつになりまして。」 うつ病の実態を知る。
ツレがうつになりまして。 細川貂々 2006年初版の本書は、漫画家の細川貂々先生が配偶者のツレさんのうつ病を描いたコミックエッセイです。映画やドラマにもなったので、ご存じの方も多いかと思います。就職氷河期、リーマン・ショック、それに伴う景気の... -
カタヨリ読書のすすめ
カタヨリのある読書の記録について 20代でうつ病を発症、約10年の治療後、寛解をキープしたまま現在に至ります。寛解までの道のりは気が遠くなるほど長く感じられましたが、一歩一歩進んでようやく30代で社会復帰まで辿り着くことができました。うつ病は、...
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